にっぽん日和 富山 立山町 前編

2012-11-14

後援:観光庁
「にっぽん日和」は観光庁後援のコンテンツです

ハートを映す みくりが池

立山室堂周辺には、噴火によってでき たいくつもの湖があります。

写真は周 囲600m、水深15m のみくりが池。

 浄土山を映すと手前にハート形ができ ると話題に。大自然からの贈り物です。

 立山ケーブルカー

立山駅と美女平間、1.3km を結ぶケーブルカー。

標高差約500m を一気に登ります。荷物を載せる 台車が連結されているのが特徴で、バスを載せて 運んだこともあるそうです。

平均勾配は約24 度。 7分間で低山帯の森林から山地帯の植物まで移り 変わる車窓の風景も圧巻です。

立山黒部アルペンルート

自然の神秘を目の当たりにする 空とつながる場所

古くは万葉集に歌われ、平成の現代では世界中から トレッキング客を迎える立山。人間の時間感覚をはる かに超越してたたずむこの山は、雄山、大汝山、富士 ノ折立の3つの峰の総称で、厳密には「立山」と呼ば れる単独峰は存在しません。立山連峰の主峰である雄 山は、標高3003m、大汝山は標高3015m、富士ノ折立 は2999m。立山連峰には立山と剱岳(標高2999m)に 日本で唯一の氷河が現存しています。  立山駅からケーブルカーと高原バスを乗り継いでた どり着いた室堂(標高2450m)は、立山登山の拠点となり、紅葉の時期には遊歩道を歩き、連峰を見上げ、 火山湖や高山植物を楽しむ人々の姿があります。

一方「立山に地獄あり」と言われ、信仰の対象となっ てきた霊山立山は、人々が祈祷をしに集まる場所でも ありました。麓の里で聞いた「立山は地獄と極楽を体 験できる場所」との言葉に深くうなずきました。

立山を案内してくださった秋 元一秀さん(写真右)と亀 島栄介さん(左)。

お二人と も立山黒部貫光(株)の社 員です。秋元さんは立山を知 り尽くした山男。

亀島さんは マリンスポーツが得意とのこと。

富山は海も山もある県であったと再認識しました。

日本最古の山小屋 立山室堂

立山連峰の室堂に、我が国最古といわれる山小屋があります。現在 の所有者である佐伯千尋さんが、この建物の謂れについて語ってくれ ました。 「“室”とは部屋という意味から転じて宿泊所という意味があり、“堂” とは御堂などといわれるように宗教施設の意味合いがあります。そのた めこの山小屋は古くは山岳信仰のための宗教施設でありながら宿泊所 の役割を担ったのではないかと思われます。柱を見ると270 年も昔にど のようにして運んだのかと思うような、太さ30cm 近くの木材に驚愕しま す。しかしこのような柱でなければ、雪深い山ではすぐに倒れてしまった からでしょうね。この山小屋は将来、世界遺産にしてもおかしくないよう な、歴史的、建築的に意味のある建物だと思います」 近年まで現役の山小屋として使用されていましたが、平成7年に国の 重要文化財に指定され保存されています。

富山観光案内所「とやま旅ナビ」 山ガールガイド

立山黒部アルペンルートの中心地、室堂ターミナルを訪れる人々に、 毎日富山県内や立山の情報提供をする山ガールガイドたちがいます。 メンバーは4名で、地元の女子や富山県外から山にあこがれてこの仕 事についた女子もいます。メンバーの一人、西田麻里奈さんは岐阜県 出身。「一番の仕事は登山客の方々が安全に山を楽しんでいただける 情報提供ですが、私が心がけているのは、自分が感動したことを伝え ること。帰りぎわに『情報が役に立った。すごく良かった。ありがとう』と言っ てくださる瞬間が嬉しいです」 室堂ターミナル内

 青山絹子さん

山男たちを見守る 逞しく優しい山の母

立山登山の拠点となる室堂ターミナルには、屈強な男たちが出入り し、救急車も着く不思議な建物がありました。

玄関におじゃますると「今 日はここ数年で一番の紅葉だから、たくさんの人が来て中には具合の 悪くなる人もいる。忙しいんだよ。でもちょっとだけならいいよ。入 んな」と言ってくださった小柄な女性。富山県警山岳警備隊の食事を 作り続けて37 年、隊員の誰より古株で、隊員たちのお子さんをも叱り 飛ばし、面倒を見てきた山のお母さん的存在です。山を守る男たちは 危険と隣り合わせです。厳しい場面も数多く見てきたのではないかと 問いかけると「辛いことなんて、次の日には忘れちゃうよ」。この豪快 さと明るさで、山で働く人々の精神的支柱となってきたのです。

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