2015年11月

福島県新地町 平成27年11月18日開催 「平成27年度 新地町ICT活用発表会」のご案内

2015-11-15

福島県新地町は、“ICTを活用して学びの質を高め、21世紀を生き抜く力を育てる授業”をテーマにした公開授業「平成27年度 新地町ICT活用発表会」を、平成27年11月18日に新地町の各学校にて開催します。

福島県新地町は東北地方において、平成22年度より「地域雇用創造ICT絆プロジェクト」、平成23年度からは「学びのイノベーション事業」「フューチャースクール推進事業」と、いち早く各普通教室に電子黒板を配備し、児童生徒に1人1台規模でタブレットPCを配備してきました。新地町には3つの小学校と1つの中学校(合計4校)がありますが、全ての学校で機器を整備するとともに、現在、ICT支援員を10名配備し、手厚い体制で日々の授業、及び実証、研究に取り組んでいます。

 平成26年度からは、新たに文部科学省の「先導的な教育体制構築事業」、総務省の「先導的教育システム実証事業」に採択され、東京都荒川区、佐賀県とともに実証地域の一員として、他の27の協力校、ドリームスクール11地域とともにクラウドを活用した各種の実証研究も開始しました。
 本年度は、その成果の中間報告として全ての学校で広く授業を公開したいと考えています。これからタブレットPCや電子黒板、ICT支援員を導入して情報化を行おうとしている自治体や学校、あるいは既に各種の活用を行っている皆様にも、新地町で得られた多くの知見や反省は参考になるものと考えられます。
 公開授業では、反転授業や協働学習、海外との交流授業、最新技術AR(拡張現実)を活用したものなど、各種の授業をご覧いただくことができます。
 シンポジウムでは目白大学 原 克彦教授、東北学院大学 稲垣 忠准教授を迎え、教育委員会、各学校の代表者とともにパネルディスカッションを実施します。

 「平成27年度 新地町ICT活用発表会」は以下の日程で開催します。


【大会概要】
名称   : 平成27年度 新地町ICT活用発表会
概要   : 新地町ICT活用発表会二次案内.pdfをご参照ください。
       https://kyoiku.shinchi-town.jp/?page_id=100
日時   : 平成27年11月18日(水)13:00(受付開始12:30)~16:30
主催   : 新地町教育委員会
研究テーマ: 「ICTを活用して学びの質を高め、
        21世紀を生き抜く力を育てる授業」
場所   : ●公開授業
        13:10~13:55 福田小学校、新地小学校、駒ケ嶺小学校
        13:10~14:00 尚英中学校
       ●シンポジウム
        14:30~16:00 尚英中学校体育館
       ●ICT展示会
        12:30~16:30 尚英中学校体育館
       (実証事業や普段の授業で活用しているソフトウェア、機器、
       サービス等をほぼ全てご覧いただくことができます。)
お申込み : ご参加にあたっては10月30日(金)までに新地町教育委員会の
       Webサイトから参加申し込みをお願いいたします。
       https://kyoiku.shinchi-town.jp/
       ※サイト左側の「メニュー」から「ICT活用発表会申し込み」の
        ページをクリックし、必要事項を記入の上、
        お申し込みください。確認画面での「決定」の
        クリックし忘れにご注意ください。


【福島県新地町について】
 福島県新地町は面積46.35km2、人口約8千人で、小学校3校、中学校1校の小規模な自治体です。
 宮城県との境、海辺に位置する自治体であり、2011年3月11日の東日本大震災では、津波による被害を受け、多くの被害を受けました。現在は、その教訓を活かし、非常時にも機器を利用して情報発信ができるよう、各学校に太陽光発電、及び蓄電池の設備を備えました。そして、普段から地域との連携ができる学校づくりを行っています。


【これまでの主な取り組み、発表、成果など】
・平成22年度 総務省「地域雇用創造ICT絆プロジェクト」採択(小学校3校)
・平成23年度 総務省「フューチャースクール推進事業」、文部科学省「学びのイノベーション事業」採択(尚英中学校)
・平成24年度 総務省「フューチャースクール推進事業」、文部科学省「学びのイノベーション事業」採択(尚英中学校)
・京都-福島 金環日食同時観測プロジェクト(京都府立洛北高等学校付属中学校-尚英中学校)5月21日
・「学びのイノベーション&セキュリティフェア」(ISEN主催)分科会発表5月26日
・平成24年度 「情報通信月間総務大臣表彰」6月1日
・平成26年度 文部科学省「先導的な教育体制構築事業」、総務省「先導的教育システム実証事業」に採択。平成28年度までの3年間、新地町の全学校(福田小学校、新地小学校、駒ケ嶺小学校、尚英中学校)で実施中。

~学生プロジェクトが高齢化率58%の中山間地域で設計・施工を実習~ 限界集落の古民家再生、老若の交流拠点つくる

2015-11-05

芝浦工業大学(所在地:東京都江東区、学長:村上雅人)の建築系学生らが組織した有志団体「木沢の『わ』プロジェクト」では、徳島県那賀町木沢地域で空き家となっている築146年の古民家を再生する事業の設計・施工を、「那賀町地域おこし協力隊」の桑高 仁志氏から請け負っています。2014年度に静岡県東伊豆町の空き家をリノベーションし、地域の交流拠点にした実績が評価されてこのたび依頼を受けました。

学生が製作した古民家の設計模型
学生が製作した古民家の設計模型

 2014年12月の現地視察に始まり、学生たちはこれまで延べ22日間(2015年3・5・8・9月に訪問)にわたって同地域に滞在し、地域住民との交流を重ねながら信頼関係を築いてきました。その中で得た知見を反映しつつ、設計から施工まで地域住民と協働して手掛けています。

建物の完成は2016年4月の予定で、学生らが再び現地を訪れて仕上げます。完成後は地域住民が集う憩いの場としての機能を果たすとともに、木沢の年配者が古来からある文化や暮らしの知恵を来訪者に伝える場とするなど、地域を活性化させるためのゲストハウスとして運営されます。

<設計と各所の狙い>
https://www.atpress.ne.jp/releases/77583/img_77583_4.jpg
若者が地域の人・営み・暮らしに出会い、新たなつながりをつくれる場所にできるように設計されました。

■改修の背景・経緯 ~“杉の娘楽校(すぎのこがっこう)”との出会い~
木沢地区は徳島市内から車で約1時間半の場所にあり、97%が森林に覆われている限界集落です。高齢化率は約58%で2014年には町に唯一存在した小学校が閉校になるなど一時、町民たちが意気消沈しつつありました。

しかしその現状に危機感を覚えた桑高氏が地域の元気な年配女性たち(平均年齢73歳)を集め、現状打破のために民間学校「杉の娘楽校(すぎのこがっこう)」を発足させ、彼女ら自身が生徒“杉の娘”となって生徒同士で各自の特技を教え合うことを通じて地域コミュニティを再生させるという活動を始めました。

同校の活動支援を行う中で同氏は、地域外からの若者を町に呼び込み、来訪者と“杉の娘”が出会う機会をつくることで、交流を通じ地域を活性化させる場としてのゲストハウスを企画。「木沢の『わ』プロジェクト」の学生は同氏の意志に賛同し、実現に協力しました。

■地域と協働して設計・施工
学生たちは地域に入って丁寧にヒアリングを行い、住民と一体となって古民家の改修活動を行っています。現地での調査・測量をはじめ、使いやすさや居心地を考え抜いた設計、施工まで、時には地域に住む大工や左官など在来工法のベテランの伝授を受けながら一貫して手掛けています。

■今後の展開
改修後は、杉の娘による料理教室、沢登りや鍾乳洞探検などの自然体験といった、現地だからこそ体験できるプログラムを揃え、来訪者に地域住民との交流を通じて木沢の魅力を伝えるゲストハウスとして域外からの来訪者を呼び込みます。完成後も学生たちは、これまで築いた信頼関係を軸に、同地域で高齢化に伴って生じる空き家問題解決に向けて地域と協働して継続的に取り組んでいきます。

■11月6日~8日、都内で活動報告
“木沢の「わ」プロジェクト”が11月6日(金)・7日(土)・8日(日)、豊洲キャンパスにて行われる大学祭の中で、木沢での古民家改修プロジェクトについて展示発表します。
当日は学生が常駐し、現地での活動写真を多く交えて自らの言葉で木沢の魅力を伝えます。

日時  :11月6日(金)・7日(土)・8日(日)
場所  :芝浦工業大学 豊洲キャンパス(東京都江東区豊洲3-7-5)
芝浦祭「空き家プロジェクト」ブース内
アクセス:東京メトロ有楽町線「豊洲駅」1cまたは3番出口から徒歩7分
ゆりかもめ「豊洲駅」から徒歩9分
JR京葉線「越中島駅」2番出口から徒歩15分
時間  :全日 10時~18時

(さらに…)

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